何気なくお店で普段使っているラコタ族のカレンダーに目が止まった。
12月に入っても、カレンダーをめくるのを忘れていたのだ。
こんなことは初めてである。
それほど今月はいつもと違ったのだろう。

そこには、少々英語で文章が載っているのだが、いつもは素通りしていた。
今月は気になって訳してみた。

ラコタ族の世界観が載っていた。

Mitakue Oyasin(ミタクエオヤシン）

「All my relatives」

直訳すると、私の全ての親類達となる。

ラコタ族の儀式で使われているフレーズである。

私たちの親族という意味は、
全ての生きとし生きるもの全てと繋がっているということである。
多くの動物たちの物語の様に
狼たち、熊たちや鳥たちと繋がっている。
擬人化している訳ではない。
とはいえ、我々は彼らと繋がっていることを認めているのだ。
人間界の生活の親戚関係を思い起こさせる。
我々は最速でもなければ、最強でもない。
しかし、我々は論理的思考力を持っている。
それは、生き残るためのバイソンの力強さや鷲の鋭い視力と同じことである。
これは、我々が尊重すべき現実である。

こんな感じのことが書かれていた。

素晴らしいですね。
ラコタ族の世界観。

ネイティヴの人達の自然に対する畏敬の念と
自然に生きることの大切さが伝わってきた。

ちなみに12月20日までは、Winter Moon
12月21日からはMiddle of Winter
という暦らしい。

ネイティヴの暦も載っていて今まで見逃している事に
最後の月に気づいたのである。

ho!