鵜飼三十世さんに捧ぐ
2018.12.18 Tuesday 19:21
去る6月、
Afeej JAPAN代表・鵜飼三十世(うかい みとせ)さんが
ご逝去されました。
FESを始めとするフラワーエッセンスの日本への普及に尽力され、
多大なる功績を残されました。
個人的にも、
またSEY-GEE-HEEとしてもたくさんのお力添えをいただき、
今日があります。
Afeej ニュースレターに寄稿させていただいた追悼文を掲載し、
あらためて哀悼の意を捧げます。
FES テラフローラにて
「三十世さんへ 愛と感謝を込めて」
三十世さんとのご縁をいただいて、21年が過ぎようとしています。
それはフラワーエッセンスとの関係を、さらに深める
出会いでもありました。
ヒーリングの世界を覗き始めたあの頃が思い出されます。
人生の流れが大きく変わった1990年代後半、
ちょうど三十世さんもフラワーエッセンスの普及活動を始められたばかりでした。
私たちにとって三十世さんは、
常にその道を導いてくださるガイドでした。
先輩であり、師であり、同志でもあり、
かけがえのないメンターでした。
時折はさまれる微笑まじりのジョーク、するどい批評、
そして根本にあるROCK SPIRIT、どれもが大好きでした。
病と闘いながらも、最後まで精力的な活動をされた三十世さん。
その強い意志と情熱は、敬服の念に堪えません。
こんなに早くお別れが来るとは、
未だに信じられない気持ちと寂しさと悲しさで一杯です。
今回このような機会をいただいたことにより
心の整理をしている気がします。
2007年と2010年に、
FESインテンシブセミナーツアーへ参加させていただきました。
三十世さんがその熱意で実現された、素晴らしい体験の場でした。
あれほど純粋なときめきと喜びを持って
何かを学んだのは、初めてかもしれません。
山々の絶景に囲まれた崖の上では、
聖母の如きマリポサリリーに出会いました。
三十世さんや仲間とともに
そこで過ごした静かな時間が忘れられません。
シエラネバダの風と光に包まれ
さまざまな境界線が消えていきました。
「高司さん、あなたなら、あの山を気で動かせるでしょう?」
突然言った三十世さんの表情を今でも覚えています。
パートナーである鵜飼高司さんへの
絶大なる信頼と愛情を垣間見た気がしました。
旅立たれた日、不思議なことがありました。
高司さんの電話番号が、突然携帯画面に現れたのです。
お電話をいただいたと勘違いし、
何かがあったとすぐに電話をかけてしまいました。
今思うと、三十世さんからの今世で最後の
お別れのメッセージだったのかもしれません。
地球は、人間のエゴによる環境破壊が続き、
それに伴う地震や異常気象による自然災害が増加しています。
また、コンピューター社会の発展による弊害も進み、
こういった負の連鎖を断ち切るためにも
それぞれがHigh-Heartへたどり着く必要があります。
フラワーエッセンスの精妙なエネルギーは
さらに大きな役割を担っていくと確信しています。
三十世さんは、フラワーエッセンスの普及のために
全身全霊を捧げ、
花の光の庭を地上に広げていかれました。
その想いを引き継ぐため、
私たちもまた自分自身のできることに全力を注ぎます。
今、フラワーエッセンスに触れ、語り、共振する時、
前にもまして三十世さんの存在を感じています。
三十世さん、本当にありがとうございました。
次の星では少しゆっくりしていただきたいです。
でも、もし我々の足取りがあやしくなった時があれば
どうかROCKな喝を送ってください。
SEY-GEE-HEE
川村 淳・由香