お陰様でSEY-GEE-HEEがオープンして14年目に入り、
心新たに前に進むことを決意します。
皆さまどうぞよろしくお願い申し上げます。
「SEY-GEE-HEE」という名前の原型になった、
ナヴァホの詩の最後のパートの前半部分をお届けいたします。
ナヴァホ伝承
「SEY-GEE-HEE--夜明けの家--の詩 Ⅳ」
夜明けの家で
夕焼けの家で
夜の帳の家で
バッタの、花粉の、雨と霧の家で
暗い霧のカーテンの戸口に
その小道は虹の上にあり
頂きの上の高いところにジグザグの稲妻があり
頂きの上の高いところに彼(雨)が立っている
おお!父なる神よ!
暗い雲のあなたのモカシンと共に、私たちのもとへ来たらせたまえ
暗い雲で包まれたあなたの心と共に、私たちのもとへ来たらせたまえ
あなたの上の暗い雷と共に、舞い上がる私たちのもとへ来たらせたまえ
あなたの足でその尖った雲と共に、浮つく私たちのもとへ来たらせたまえ
あなたの頭を覆っている暗い雲の遙か遠くの闇と共に、おだてに乗る私たちのもとへ来たらせたまえ
あなたの頭を覆っている雨と霧の遙か遠くの闇と共に、思い上がる私たちのもとへ来たらせたまえ
あなたの頭を覆っている雨と霧の遙か遠くの闇と共に、図に乗る私たちのもとへ来たらせたまえ
あなたの頭の高いところに投げつけられたジグザグの稲妻と共に
あなたの頭の高いところに架かっている虹と共に、うわの空になる私たちのもとへ来たらせたまえ
あなたの翼の先端の上の暗い雲の遙か遠くの闇と共に
あなたの翼の先端の上の雨と霧の遙か遠くの闇と共に、驕り高ぶる私たちのもとへ来たらせたまえ
あなたの翼の先端の上の高いところに架かっている虹と共に、ジグザグの稲妻と共に、天狗になる私たちのもとへ来たらせたまえ
雨と霧の暗い雲の近くの闇と共に、私たちのもとへ来たらせたまえ
地球の闇と共に、私たちのもとへ来たらせたまえ
この偉大なるトウモロコシの根を覆う流れる水の上に浮かぶ泡と共に
私はあなたへの捧げものを作り終えた
私はあなたのための煙を準備し終えた
私のために私の足を癒したまえ
私の四肢を癒したまえ、私の身体を癒したまえ
私の心を癒したまえ
私のために私の声を癒したまえ
To be continued